おばあちゃんの1回忌
朝8時半に起床。
先日岐阜のお母さんにもらった材料で朝食の準備をする。
あっという間に9時すぎに。
9時半には大蔵台の家を出なければならない。
大慌てで洗い物をし、ゴミをまとめて、
シャワーを浴びて、髪を乾かし、身仕度。
半に荷物を持ち出し、車に詰め込む。
と、岐阜のお母さんから電話が入る。
ひいばあちゃんの位牌を持ってきてほしいとのこと。
慌てて家のなかに戻るおりほぁん。
なぜ、出かける前って忙しくなってしまうのだろう……。
結局、10分遅れで本堂到着。お教は30遅れで始まった。
まずは、本堂中央の観音さまに、
おばあちゃんの1回忌と、ひいおばあちゃんの23回忌のお教をあげてもらった。
教本を手渡され、住職様と一緒に教を唱えた。
が、途中で鼻がむずむずしだした。
まずい!ティッシュカバンに入れたまま、座敷の奥に置いてきてしまった!
それからは、しばし鼻水と格闘となった。
まさに、供養どころではない状況に!
(おばあちゃん、ごめんなさい)
しばらくすると、お焼香が始まった。
チャ〜ンス!
いそいそと、カバンのところまで行き、ティッシュとハンカチをゲット!
やっと供養に身が入るだわさ。
さて、お焼香だが、
自分達は床で正座、住職は椅子に腰掛け、位牌は我々の背の高さにある。
気付くと、いつもとちと勝手の違う動きになっていた。
正座姿勢から立ち上がり、住職の前まで進みでて、
再び正座して、両手をついてお辞儀をする。
再び立ち上がり、前に進み出てお焼香。
位牌に手を合わせてから、振り返り、再び住職の前で正座をしてお辞儀。
また立ち上がり、席まで戻って正座。
なんだか、立ったり座ったり、変な動きである。
なもんで、自分の番では、住職には『立ったまま一礼』に勝手に変更。
まあ、お母さんもそんな感じに変えてたのも要因である。
やはり、嫁としては、お母さんに習うのが一番得策だろう。
などという、計算もちょびっと働いたりして。
さて、お焼香もお教も終了と思いきや、式はまだまだ続く。
次は納骨である。
が、これまたいつもとちと違っていた。
なんと納骨場所が3ヶ所もあるのだ。
まずは、本堂の中、先程お教をあげた場所の横に、
別の観音さまを無数の位牌と骨壺が囲んでいる場所がある。
ここは、元もと、お墓が無い人の為の場所らしいが、
一番まめにお教を挙げてもらえるところらしい。
次にお墓。今はひいじいちゃん、ひいばあちゃん、
そして、おじいちゃんの骨が埋葬されている。
そして、外の観音像の足元。
ここの真下に地下水が流れており、
まさに、土や水に返ることができるそうだ。
これら3ヶ所で、お教を読んでもらってる間に、
骨分け、納骨、お焼香を行ったのだ。
何だかわからないから、ほとんど住職にお任せである。
改めて思う。
お寺って、いい商売だなぁ。
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